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ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


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タグ:伝統芸能&手仕事 ( 56 ) タグの人気記事

種田の地下足袋

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先日、スカイツリーでにぎわう押上界隈を歩いていたら、なんとも質実剛健な店構えの木造建築に遭遇しました。
『種田の足袋』という看板にひかれて、お邪魔してみたところ、店内には、煙管箱が置かれ、町火消の流れをくむ鳶職人さんたちから送られた木札がずらりとかかげられています。

さながら時代劇に出てきそうな雰囲気のこちらのこちらのお店、じつは一般の人が履く足袋店ではなく、地下足袋をはじめとした鳶装束の老舗とのこと。女将さんにお話をお聞きしたところ、こちらの地下足袋は、手縫いで作られているそうです。

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by rojiuratanken | 2012-01-28 00:19 | 手仕事

銀座 くのやさんが閉店

残念ながら、和装小物の老舗、「銀座 くのや」さんが、2012年1月いっぱいで閉店されます。
詳細はこちらです。
http://tokyokimon.exblog.jp/14438317/
by rojiuratanken | 2012-01-16 17:42 | 着物

浅草 羽子板市へ

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毎年行きたいな~と思いつつも、なかなか訪れることができなかった浅草の羽子板市へ。

浅草寺の五重塔をぐるりと囲むように、いくつもの市がたっていました。露店に所せましと掛けられた羽子板。呼び込みの声。職人さんたちの揃いの袢纏姿。浅草には、季節の風物詩を感じる風景が残っています。

市の中には、羽子板の羽だけを売る露店も。羽を吊るして売っている姿がかわいいですね!(写真上)

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芸大生と羽子板職人さんとのコラボ羽子板も(写真右)。こんなユニークな羽子板が、どんどん作られると面白いな~。

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浅草では、はやくも新年への準備がはじまっていました。
街のあちこちには、まゆ玉や縁起物の吊るし飾り。門松を家々に届ける庭師さんの姿も。

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最後にとってもかわいかった今年の羽子板市のポスターを。
このポスターを見て、羽子板市へ行きたくなったのです。
年の瀬の忙しい中、「師走のほっ」をいただきました。
by rojiuratanken | 2011-12-22 17:36 | 歳時記

福を招くお守り菓子 北海道から沖縄まで

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友人のグラフィックデザイナー・溝口政子さんが、『福を招くお守り菓子 北海道から沖縄まで』を虎屋文庫の中山圭子さんと共著で出版されました。

和菓子の本といえば、老舗の和菓子や観光用のお土産品などが思い浮かびますが、本書では、地域の風土、信仰、生活に密接に結びついた「縁起菓子」「行事菓子」といわれるお菓子を紹介しています
例えば、占いの紙を餅種や煎餅に入れた「辻占菓子」といわれる占い菓子や、小正月に豊作を願い作られた「餅花」といわれるお祝い菓子、お釈迦さまの命日である涅槃会に作るお供え餅などなど。

本書出版のきっかけは、溝口さんのホームページ
いとおかし」でした。

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by rojiuratanken | 2011-12-16 11:26 | 手仕事

染織iwasakiとekka 「ゆきかうものXIV」展と         やましたの布きれ展「冬ごもり」

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高円寺のGALLER工で開催中(12/10まで)の
染織iwasakiとekka 「ゆきかうものXIV」展と
やましたの布きれ展「冬ごもり」へ。
富士山の麓で工房を営まれている「染織iwasaki」の岩崎さんご夫妻と「布きれ・やました」の山下枝梨子さんとの出会いは、今年、横浜の三溪園で催された『日本の夏じだく』展でした。

多くの出品者さんの中で、岩崎さんの作る布は、決して派手さはないけれど、ほっとするぬくもりにあふれていました。思わず手にとって、その風合い、色合いを感じたくなる布。岩崎さんのもとで、勉強された山下さんの作品からも、そのやさしさは伝わってきます。
展示会のお知らせをいただき、心がはずませながら、ギャラリーへ足を運びました。

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by rojiuratanken | 2011-12-07 09:55 | 着物

秋山芳夫さんの言葉

昨日からの続き目黒区美術館で開催中の秋岡芳夫展から。
秋山さんが残した言葉を抜粋してみました。

作り手と使い手が顔見知りになって誂えをやろう

古いいいモノ作り残しながら新しいいいモノを創ろう

工業でも工芸でもいいモノはいい
工業で作った方がいいモノと手で作った方がいいモノの見極めをするは
デザイナーの役目だ

作る者と使う者売るものがばらばらになった工業社会
作る者と使う者と売る者が集まって
物と物との関係や 物と者、者と者との関係を
心ゆくまで語りあって それから何かをやろう!

作る者が素材を大切に作りながらデザインし、
使う者のことを考えながら工夫して改良して完成させる
必要なら機械も工夫し使いこなし
手だけではできない仕事をさせていいモノにする


この提言の数々、きものの世界でも、実現できたらいいな~。
by rojiuratanken | 2011-11-30 01:23 | 手仕事

上方伝統芸能あんない

日本の伝統芸能とひとくちにいっても、歌舞伎やお能、狂言、etc・・・いろいろとありますが、それぞれの歴史や特徴、お互いのつながりについては、私自身ぼんやりとした知識というのが、本音であります。とはいいつつも、きものにはまるようになってから、がぜん和の芸能には興味を持ちはじめるように。ここ数年は、歌舞伎にお誘いをいただき、お芝居の楽しみに開眼したところです。

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と、前置きが長くなりましたが、大阪を拠点に着付け教室キモノ*スイーツを主宰する堀口初音さんが、『上方伝統芸能あんない』を出版されました。堀口さんは、着付け教室とともに、3歳から親しんだという日本舞踊の山村流師範としても幅広く活躍されておられる方。著書では、上方で育まれた歌舞伎、文楽、落語、能、狂言、講談、浪曲、上方舞について、初心者にもわかりやすい解説で語られています。

なにかと和の芸能といえば、とっつきづらく、「どうやって観たらよいのやら」と頭で考えてしまいがちですが、本書では楽しみ方はもちろんのこと、チラシの見方、公演の流れなどを「つまづきポイント」として、丁寧にアドバイス。歌舞伎の片岡愛之助さんや上方舞の山村若さんなど、各界の第一線で活躍されている方々へのインタビューでは、そのお人柄や日々芸に精進する姿勢など、演者自身の魅力がじかに伝わってきて、伝統芸能への興味をぐっと引き寄せてくれます。

「上方」という書名のとおり、京都、大阪で育まれた上方芸能にしぼって紹介されたのも、とても興味深いものでした。きものの世界でも、「はんなりな関西と粋な関東」という言い方がよく使われますが、芸能の世界もしかり。町人文化のもとで成熟した上方芸能は、やわらかさと華やかさをもち、情深いなかに笑いの要素をもつ芸能として発展してきたことがわかります。

そういえば、以前、関西を拠点とする茂山家の狂言を観た時に、東京の野村家の狂言と全く趣が違うことに驚いたことがありました。お饂飩の出汁ひとつとっても、味が全く違うように、東西の芸能文化も、その歴史とともにことなる発展をし、現代に受け継がれてきたのだと思った次第です。

巻末には、「着物で観劇 コーディネート見本帖」として、各観劇でのコーディネートを提案。きもの好きには、うれしい内容になっています。
まずは、劇場に足を運んでみようかな? と思わせてくれる上方芸能のよき入門書、指南書としてオススメの一冊です。
by rojiuratanken | 2011-11-11 23:05 | 着物

山田松香木店の匂い袋

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    知り合いの方から、京都・山田松香木店の匂い袋をいただきました。
    じつは、以前から玄関に置く匂い袋が欲しいな~と思っていたのです。
    帰宅してドアを開けると、ほのかな和の香りが出迎えてくれます。
    いつもより、まめに掃除をするようになったのも、香りのお蔭かもしれません。
    
    
            
by rojiuratanken | 2011-10-17 15:24 | 日々

一衣舎さんの秋展へ行ってきました

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代官山のヒルサイドテラスで行われている(2011/10/12~15)一衣舎さんの秋展へ行ってきました。春、世田谷北烏山の妙壽寺さんにて催事をおこなっていますが、東京での秋の展示会は5年ぶりとのこと。今回は、仕事帰りの方でも気軽に立ち寄れる場所をということで、都心の代官山での開催となったそうです。
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入口には、『木綿 航空絹布総居敷当て付 水洗い仕様』の着物の裏が展示されていました。これは、一衣舎さんのオリジナルの仕立てで、裏付の単衣仕立てとなっています。ちょうど単衣と袷の中間にある着物ですので、単衣~袷の期間に着ることができますし、なんといっても木綿と、裏地の絹の収縮率をほぼ同じにしているため、水洗いが可能というのも、うれしいところです。

私は、昨年、この仕様で紬を仕立てていただきましたが、ちょっとしたシミや汚れを自分でメンテナンスできるため、とても重宝しています。

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きものへのハードルのひとつに、お手入れの煩雑さがあります。着物が気軽に手洗いできたら! と思う人も多いのではないでしょうか? 最近では、洗える着物として綿シルクという素材が少しずつ販売されるようになりました。

そんななか、大島紬の作家・田畑安之助さんが、藍泥染めの綿絹の着尺を出品されていました。経糸に木綿の本藍、緯糸に絹泥染め糸を使われています。絣模様がないため、お値段もかなりお手頃になっていました。綿絹着物は、木村さんが田畑さんへ提案され、今回の初出品になったとのこと。本物の手仕事がほどこされた着物を、ちょっと背伸びすれば買える価格で、お手入れも簡単にできる。そんな着物が、もっと増えればいいなと思います。

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会場には、藤井礼子さんがプロデュースするジャワ島の手描き更紗のほか、全国各地から木村さんが集めた手織りを中心にした紬や木綿、帯が並びます。

また、東北を応援するために宮城県七ヶ浜町の呉服店の「いなづま」さんの着物も。震災から半年以上たちますが、息の長い支援をしていきたいという木村さんの思いを感じました。

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会期  2011年10月12日(水)〜15日(土)
時間  11:00〜20:00 最終日18:00
会場  ヒルサイドテラスE棟ロビー
住所  東京都渋谷区猿楽町29-18
    03-3461-6902(会期中のみ)
    東急東横線『代官山駅』下車 徒歩3分

11月には、佐賀有田にて『なか志まや 一衣舍二人展』が開催されます
 会期 11月3日〜6日
 会場 佐賀県西松浦郡有田町幸平1-2-31
     
    お近くの方は、ぜひ足をお運びくださいませ。 
by rojiuratanken | 2011-10-15 11:17 | 着物

宮脇賣扇庵の扇子

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『東京きもの案内』を出版した時に、何か記念になるものをひとつ購入したいと思いました。できれば、身近に身につけられて、ずっと大切にできるもの。そこで、選んだのが、京都の老舗・宮脇賣扇庵の扇子でした。

c0195134_1932329.jpgうまく撮影できなかったので、模様がはっきりとみえませんが、月夜に兎が飛び跳ね、撫子の花が描かれています。このデザインを選んだ理由は、私自身がうさぎ好きという事と、今年が兎年ということを記念して。ちょっと甘すぎるデザインかな~とも思いましたが、そこはご愛嬌ということで。親骨にちょこっとついている縮緬のうさぎがポイントです。

宮脇賣扇庵さんは、扇子のすばらしさもさることながら、包装紙、扇子をいれるパッケージも素敵です。洗練された飽きのこないデザインセンスは、さすが京都の老舗だな~と感じてしまいます。

昔、京都で学生時代を送った私は、自転車でよく宮脇賣扇庵の前を通っていました。当時の私は、老舗の暖簾をくぐるには畏れおおく、ただいつか入ってみたい憧れのお店でした。
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話が、少し脱線してしまいますが、「京都」「扇子」ということで、学生時代に撮った写真をのせてみました。これは、京都・東山の豊国神社前、大和大路で扇の骨を干している写真です。当時、この界隈を通学路としていた私は、天気の良い日になると、通りで骨を広げて乾かしている風景にであいました。
ご存じの通り、京都の伝統産業は主に分業ですが、このあたりは、通称「骨屋町」と言われ、扇の骨を作る職人さんが多くいたことで知られています。

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ほど近くには、五条通りや清水坂(茶わん坂)があり、細い路地に入ると清水焼の工房がいくつもあって、職人さんたちが働いている姿を垣間見ることができました。そこには、ガイドブックにはのっていない京都の魅力がありました。

学生時代から??年を経て、やっと手にすることができた京扇子。大切に使っていきたいと思います。
by rojiuratanken | 2011-08-19 18:09 | 手仕事