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ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


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一衣舎春展2011はじまりました

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『東京きもの案内』でもご紹介させていただいた一衣舎さんの春展がはじまりました。世田谷北烏山にある妙壽寺境内での展示会です。
境内に入ると、右手に見えるのが旧佐賀藩の鍋島邸を移築した鍋島客殿の建物。こちらの2階で展示が行われています。 ツツジも見ごろ!。
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一衣舎の木村さんが、集めた着物や帯はどれも魅力的なものばかり。作り手の思い、そしてその作品を伝えたいという木村さんの熱い気持ちが伝わってくる作品が並び、さあどこから見てよいのやら。。。。。

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ちょうど、会場にはインドネシアのジャワ島で手描き更紗をプロデュースされている藤井礼子さんがおられました。藤井さんは、インドネシアの伝統的な更紗の技、職人さんたちの手仕事を残し伝えていきたいと、野蚕の繭を使った手描きの更紗の帯やストールを作られています。

現地の更紗と違って、デザインや色合いが落ち着いた雰囲気に感じるのは、藤井さんがすべてデザインや色合いなどを決め現地の職人さんたちに発注しているから。

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現地の村々に直接何度も足を運び、職人さんたちと試行錯誤を重ねる藤井さん。
その中で、今回はじめての試みとして出品された作品が、手描きの更紗(写真左)の着尺。一瞬、型染め?と思いましたが、これ手描きです。根気のいる作業を想像するだけでも、気が遠くなりますね。

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他にも、会場には館山唐桟の斉藤さんや、今回初参加の弓浜木綿の稲賀さゆりさんなどもおられました。着る人と作り手の方とが、直接交流できることも、一衣舎さんの展示会の魅力です。
私が、はじめて一衣舎さんを知ったのは、雑誌『七緒』の木綿着物特集で木村さんがオリジナルの館山唐桟を紹介した記事でした。こんなに素敵な木綿があるの?! という驚きと、木綿に絹の洗える衣敷きあてをつけた仕立てという発想も衝撃的でした。
着る人の立場にたった仕立て、着る人がきたいと思う着物が一衣舎さんの展示にはあります。

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他にも、平山ふさえさん、吉田美保子さん、西川晴恵さん仁平幸春さんなどの作品も。どの作品からも手仕事の美しさ、そして作り手の思いが伝わってきて、見ているだけでもあっという間に時が過ぎていきます。
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もちろん、一衣舎さんオリジナルの長襦袢や肌襦袢、そして半襟や帯揚げなどももいろいろ。お仕立ての相談も。木村さんは、着物初心者、上級者とはず、丁寧にそして親切に相談にのってくださいます。

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今回は、震災後「被害を受けていない地域や人々が、サポート側にまわり物心両面で長期的に支えていくことが大切」という意の元に開催された展示会と伺っています。震災による自粛ではなく、消費することで物と心がめぐる事を願っています。

2011年 一衣舎春展 会期4/29(金)まで
    11時~18時。(最終日は16時まで)
    本覚山妙壽寺 鍋島客殿
    世田谷区北烏山5-15-1

その後、郡上八幡の愚浄山房で「なか志まや」さんと『郡上紬と二人展』を開催予定。
きものギャラリー睦月さんの企画で、5/18~22日です。



関連記事:2011年10月 一衣舎秋展へ行ってきました
by rojiuratanken | 2011-04-26 22:36 | 着物

黒田商店さんの履物

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着物をはじめると、洋服にはなかった「はじめて」をいくつも体験します。履物もそのひとつで、今までは、スニーカーもしくは革靴という「靴」の世界しか知らなかった生活から、下駄や草履といった「履物」の世界を体験するわけです。

でも、まったくの初心者にとって、「はじめての履物」体験は、かなりの苦痛を伴うもの。
最初は、鼻緒をつまむ指が痛いのなんの。。。。足の指の間が親指と人差し指をつまむほど鍛えられていないんですね。

その上、東京は地下鉄の階段や&アスファルトの道ばかり。特に私は、土踏まずの部分が広くて高さがあるため、クッション製のある靴に慣れた足に、板上の下駄や平べったい草履を履くと、足の裏がジンジンしてきたり。そう。やわな現代人は、足の裏も鍛えられてないことを実感するわけです。とはいえ、履物が履けなくっちゃお出かけもできません。

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いやいや、それでも、着物を着てお出かけしたい! さて、どうしましょう。
靴には、自分の足にあわせた中敷(インソール)なんてあるけれど、そんな自分使用のインソール付の履物。クッション性のある履物ががあったらいいのに・・・。
と探していたところ、ありました!そんな理想の履物を生み出したのが、高松の黒田商店さんの下駄でした。


その下駄がこちら(写真)。お恥ずかしいのですが、写真(上)が商品として売っている下駄。写真(右)は、私が2年間履きこんだものです。中身に特殊なゴム素材を入れているため、足にふんわりとしたやさしい履き心地。その上、足にふれる部分が、履けば履くほど自分の足裏の形になってくれるというスグレモノ。皮張りの下駄の表面に、足の指型までくっきりと跡がついていることからも、自分使用の下駄になっていることが、おわかりになるでしょうか。

着物初心者の頃は、まず黒田さんの下駄に助けられたといっても、過言ではありません。
まさに、ヘビーユーズしていて、ゴム底もすりへってしまいました。でも、ご安心を。一度すりへったゴム底は、張り替えていただけますし、2回目からは、黒田さんのご主人が、ゴム底の減り具合を見て、その人の履きくせを見ながら、張り替えてくださいます。黒田さん曰く、メンテナンスすることで、より自分にあった履物に仕上がっていくのだとか。

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そして、黒田商店さんといえば、個性あふれる色とりどりの太い鼻緒。この太くて足あたりの良い鼻緒のお蔭で、着物生活を送るうちに、足の指もだんだんと鍛えられていきました。
こちらの鼻緒は、奥様の恵さんが、世界各国を旅して集めてきた生地を鼻緒にしています。野蚕の手織りのシルクや和更紗の紬なんて、ぜいたくな鼻緒も。ん~眺めているだけでも楽しくなってきますね。

黒田商店さんは、1年を通して、東京のデパートや全国の呉服店さんで催事をおこなっています。詳しくはホームページをチェックしてみてください。 

<追記>
足型はつきたくない、でも足にやさしいお草履が欲しい人には、高反発素材の入った草履や真綿入り草履も。真綿入りは通常の草履よりも、4倍の綿が入っているため足型がつかないのだとか。その秘密が知りたい方は、ぜひライブ会場で黒田さんご夫妻にお聞きください!

<おまけ>
履物に興味のある方は、左のタグの履物をクリックしてみてください。
舟形や二枚歯など、下駄の奥深さ楽しさにはまっております。
by rojiuratanken | 2011-04-23 21:50 | 着物

讃岐の保多織


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木綿など普段きものの愛好者にとって、香川といえば思い浮かぶのが「保多織(ぼたおり)」。『七緒』の木綿の着物特集では、必ず取り上げられる織物ですから、さぞかし地元の高松では、保多織着物女子が街を闊歩? と思いますが、意外にも地元では、保多織=着物というイメージはなく、シーツやパジャマとして愛用されています。

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実は、私もその一人で、高松在住時は着尺の存在を知りませんでした。実際、ワッフル状の格子になった生地は、サラッとした肌ざわりがとても気持ち良く、シーツやパジャマにぴったり(写真)なのです。

はじめて、保多織の着物に出会ったのは、高松の呉服店、ギャラリー晏さんの東京での催事でした。ギャラリー晏さんといえば、『もめんで楽しむおしゃれ着物』の本でも知られる、普段着物派には人気のお店。私は、半襦袢とステテコを購入しましたが、特にステテコは快適! 肌の弱い私ですが、すれることもなく、夏は汗をとばしてサラリと心地よく、冬は空気をふくんで暖かくと、1年中手放せない一品となっています。

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さて、保多織の織元は、昔は市内に何軒もあったそうですが、今は、岩部保多織本舗さんのみ。シーツやパジャマの他、洋服を主に扱っています。写真(上)は、ご主人の岩部卓雄さんが織っているところです。お人柄がとても、おやさしい岩部さん。保多織についてお話を聞いていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
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実際、保多織の着尺を店舗でいろいろと見たいところですが、種類が多いこともあって、手にとれる反物は少ないのがちょっと残念なところです。(写真右のように生地見本がおいてあります)。着尺が見たい方は、ギャラリー晏さんに行かれた方が、種類が多いかもしれません。

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夏には、浴衣地も登場。「昔は、これで『あっぱっぱー』」を作る人も多かっよ」と、岩部さん。「うんうん、これ、私も欲しい!」と雨宮

岩部保多織本舗さんは5月18日(水)~23日(月)に日本橋高島屋の「日本の伝統展」に出店。
ギャラリー晏さんは 5月12(木)~15日(日)に西荻窪のヒューマンプラザ千代野にて催事を予定しています。
まずは、保多織の生地をさわってみてほしいな~と思います。 興味がある方はぜひ足を運んでみてください!

追記:黒田商店さんオリジナルの保多織の足袋もオススメ!


by rojiuratanken | 2011-04-18 23:22 | 着物

高松へ行ってきました

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先週は、東京を離れて久しぶりに香川・高松へ行ってまいりました。
高松といえば、私にとって第二の故郷のような場所。以前、数年ほど住んでいたことがあるのですが、温暖な気候に新鮮なお魚、農産物、讃岐うどんなどなど、本当に住みやすいところでした。

現代アートの直島、イサムノグチ記念館など芸術好きな人にも人気の香川ですが、讃岐は着物好きにとって、ぜひ足を運んでみたい場所。木綿着物の保多織の岩部保多織本舗さんや、木綿着物の本を出版され、東京でも催事を開催されているギャラリー晏(馬場呉服店)さん、履物の黒田商店さんなどなど。

まずは、ご報告! といいたいところです。あまりの楽しさに写真をほとんど、撮らず。。。。ごめんなさい。ですが、少しずつながら、ご紹介できたらと思います。
写真は、瀬戸内のフェリーからのぞむ大鎚島。別名、キスチョコ島とも呼ばれているこの島を見ると、「讃岐に帰ってきたな~」という気持ちになります。

by rojiuratanken | 2011-04-17 23:32 | 日々

本屋さんへ行ってみました

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先月、『東京きもの案内』が、出版されたものの、本屋さんになかなか行けませんでしたが(なんだか怖くて)、思いきってのぞいてみました。

大好きな『銀座教文館』さんへ行ったところ、面だし(業界用語で表紙を見せておいているのをそういうらしい)して、置いてくださっていました。それも、樋口可南子さんと澤地久恵さんの本に挟まれて。。。。本の質とは全く関係ありませんが、正直うれしいですね。こんな瞬間はめったにないことと、本屋さんに許可をいただき、記念に写真を撮らせてもらいました。

出版後から、取材先の着物店さんや知り合いのライターさんが、本を紹介してくださっています。どれも素敵な文章でご紹介いただき、感謝!です。


by rojiuratanken | 2011-04-01 23:51 | 着物

雨宮みずほ プロフィール

山口県下関市生まれ。大学生活をを京都で過ごし、新聞サークルに所属。
京都の路地や町家の魅力にはまり、北から南、東から西へと京都の路地から路地へ自転車で駆け回る日々を送る。

卒業後、東京にて会社員生活の後、フリーライターに。
街歩きや職人の手仕事をメインに取材、執筆活動を行う。
2008年ごろより着物に目覚め、2011年春、東京のきものときものまわりのお店を紹介した
『東京きもの案内』を出版。

現在は、木綿やウールなど普段きものを中心にゆるゆると楽しみながら、着物生活を実行中。
by rojiuratanken | 2011-04-01 21:09 | プロフィール