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ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


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今年も綿を育てています

c0195134_206872.jpg
ここ数年ほど和棉を種から育てています。今年も5月中旬に種まきをしました。

今回は、白と茶綿の2種類にチャレンジ。京都の西陣にある稲垣機料さんでいただいた種を使って蒔いてみました。

<後日談>
じつは、この種は洋綿の種でした。スミマセン!




c0195134_7481041.jpg
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気温が暖かくならないと、なかなか発芽しない和棉の種。
まだまだかなーと思っていたら、昨日、茶棉の種から発芽していました。

重い土もなんのその。うんとこよいしょどっこいしょ! と、空に向かってぐん! と伸びる双葉は、なんて生命力が強いんでしょう。
芽がでたこの瞬間に立ち会えることに感謝しつつ、ちっちゃな一つの種が生み出す無限のエネルギーに自然への畏敬の念を感じます。 

c0195134_20254253.jpg手織りの木棉に興味をもったのは、2010年に、日本伝統的工芸品センターで開催されていた『いとなみの自然布展でした。木綿織作家の大熊眞智子さんからいただいた種を育てたことをきっかけに、和棉の魅力にひかれていきました。

明後日、2013/6/1からは、沼袋にあるのシルクラブさんでいとなみの自然布展Ⅱ 糸のなりたちが開催されます。

木綿を種から植え、手紡ぎ手織りをしている「十絲の会」をはじめ、遠州の葛布、丹後の藤布、宮古上布、羽越しな布など、昔ながらの手法にのっとって、「糸」から布づくりをしている工房や産地が紹介されるほか、編集者の田中敦子さんや作り手さんのレクチャーも行われます。

長い歴史のスパンで考えると、ほんの少し前までは、暮らしの中に、糸そして布づくりがありました。自分で食べる野菜や米を自ら育て、食べていたように、木綿や麻の種を蒔き、育て、収穫し、紡ぎ織る。その布を纏い、ボロ裂になるまで大切に使っていた日本の布文化。

便利な現代社会にひたりきった私などには、糸からの布づくりにかかる膨大な時間や手間ひまを想像するだけでも、気の遠くなるような作業なのですが、作り手の方々にお会いしてみると、皆さん、とても自然体で、布づくりへの工程を苦労というよりも、むしろ好きで好きでたまらないといった感じをうけます。自然のサイクルとともに生きる暮らしこそ、本来の人としての営みなのかもしれません。

生活にしっかりと根付いた布の力。その布を生み出す人たちに会いに行ってみたいと思います。


※関連ブログ:収穫した綿を使って糸紡ぎを体験!
by rojiuratanken | 2013-05-30 09:31 | 着物