ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


by rojiuratanken

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

著書『東京きもの案内』のご購入はこちら

カテゴリ

全体
プロフィール
着物
園芸
建物
歳時記
手仕事
銭湯&温泉
農園
奈良&京都
日々
アート
未分類

タグ

(221)
(145)
(127)
(79)
(56)
(53)
(42)
(36)
(30)
(29)
(28)
(17)
(14)
(12)
(11)
(11)
(10)
(6)

以前の記事

2018年 06月
2018年 01月
2017年 12月
more...

検索

その他のジャンル

最新の記事

七緒夏号に
at 2018-06-21 12:35
遅ればせながら 明けましてお..
at 2018-01-14 11:42
『七緒』2017冬号に
at 2017-12-14 10:40
蕎麦部きものフリーマーケット..
at 2017-11-06 11:35
蕎麦部きものフリーマーケット..
at 2017-10-22 11:52

画像一覧

難波田龍起・舟越保武 精神の軌跡展 -東京オペラシティ

c0195134_17485945.jpg
東京オペラシティへ・アートギャラリーで開催中の難波田龍起・舟越保武 精神の軌跡展』へ行ってきました。

画家・難波田龍起と彫刻家・舟越保武は、どちらも好きな作家さんです。



c0195134_182972.jpg

大理石を使った彫像というと、力強さや肉体美というイメージが浮かびます。しかし、舟越さんの彫刻には、やわらかさや静けさ、奥にひめた強さが感じられます。

一つ一つの作品から感じる気品にみちたやさしさ。舟越さんの作品と対峙していると、心の奥底に眠らせていた苦しみや悲しみを共有してくれるかのような感覚に包まれます。ただ静かに見守ってくれる。何か救われる思いがするのは、クリスチャンであった舟越さんの信仰の中にある祈りの深さなのかもしれません。

息子さんの桂さんも、クリスチャンであり、彫刻家として活躍されています。まだ、私が20代のころ、銀座の画廊で、桂さんが札幌の教会のために作った彫刻の習作と出会いました。その場で、作品の美しさに魅了され、意を決して購入しようとしたら、ゼロをひとつ見間違えていてとても恥ずかしい思いをしたという記憶も、今や笑い話のひとつです。

c0195134_18223294.jpg
思い出といえば、難波田龍起さんの絵が、一カ月間ほど自宅にやってきたことがありました。当時、私が勤めていた会社の社長は、日本画からモダンアートまでいわば玉石混合ともいえる美術収集家でした。たまたま社長室に書類を届けた際、飾ってあった難波田龍起の絵が好きというと、いきなり「持っていけ! 」絵を手渡されたのでした。
「持っていけ」とは、ちょっと「貸してやる」という社長の社員への思いやりだったわけですが、
予期せずにいきなり、突然、殺風景なワンルームのアパートに難波田さんの作品がやってきたわけです。これは、せっかくの機会だからと、作品をを模写したりと、日々、絵に向き合っていました。すると、不思議なことに、作品の奥にまた、部屋があるような、どこか違った世界へ飛び込んでしまいそうな錯覚にしばし陥りました。あの感覚は、何だったのでしょう? 今考えても、ちょっと変わった体験でした。


と、私事が多くなりました。
今回の展示は、小規模ながら、お二人の作品があわせて69品、出品され見応えのある展示となっています。ご興味のある方は、ぜひ!

場所:東京オペラシティ アートギャラリー4階
期間:2012. 9.2[日]まで
開館時間:11:00 ─ 19:00(金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)

http://www.operacity.jp/ag/exh142.php
[PR]
by rojiuratanken | 2012-05-09 07:00 | アート