ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


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地付五社稲荷大明神の初午へ

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ここ数年、東京の初午行事、なかでも地口絵を追っかけています。
今回は、橘右之吉さんのツイッターでのつぶやきから、本郷の地付五社稲荷大明神さんが地口絵を飾っているという情報をいただき、さっそく行ってみました。





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地付五社稲荷大明神は、春日通り沿いにある本富士署から南へ下り、二筋目東にあるちっちゃなお社。初午は、立春を迎えてから一番最初の午の日に行うことが多いのですが、こちらの神社は二の午(2012/2/15)が初午のお祭りでした。
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初午に稲荷神社に地口絵を飾る習わしは、江戸時代の文化文政期以降に流行したと言われています。
当日は、稲荷さんに奉納するための絵馬売りが町を歩き、子供たちが太鼓を叩いて賽銭をもらって歩いたりして、大賑わいだったそう。
江戸のお稲荷さんといえば、「江戸名物、伊勢屋、稲荷に犬の糞」と云われたように、江戸市中に無数に祭られていたことを考えると、かなりのにぎわいだったのではないでしょうか?

このちょっと不思議でユニークな絵柄が、地口絵。駄洒落の一種である地口は、格言や有名な芝居の台詞を似た言葉に置き換えて遊んだ言葉遊びです。

例えば、今、大河で話題(写真右)の「清盛が出てきて浜の夕涼み」という地口は、「コウモリが出てきた浜の夕涼み」の元句から来ているそう。コウモリが・・・は江戸時代に流行った端唄のひとつだそうですよ。ん~、元句がよくわからないと、洒落の面白さもわからないのが残念!

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しかし、ずらりと並んだ地口絵をみているだけでも、江戸の庶民の風俗が伝わってきます。
地主五社稲荷大明神さんの初午行事も、おそらく地元の町内会の方々が、守り続けておられると思いますが、この貴重な文化を伝え続けていってほしいものです。

そして、情報を下さった橘右之吉さんに感謝!
ありがとうございました!

■関連ブログ 初午&地口絵についてはこちら
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by rojiuratanken | 2012-02-16 11:21 | 歳時記