ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


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今 和次郎 採集講義 展  in パナソニック 汐留ミュージアム

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パナソニック 汐留ミュージアムで開催中の
『今 和次郎 採集講義 展 - 時代のスケッチ。人のコレクション‐』へ行ってきました。

今 和次郎さんといえば、今から80年ほど前、『考現学』というユニークな調査、研究をおこなった人として知られています。
調査の対象は、例えば銀座の街行く人々の服装や服装品だったり、本所深川に売られている品物だったり。

80年ほど前といえば、大正から昭和の初めにかけてであり、洋装文化が一般の人々にも、浸透しはじめた頃。
朝の連ドラ『カーネーション』で主人公糸子ちゃんが、洋装店をはじめた時代です。
着物、履物、持ち物、髪型まで、当時の人々は、どんな暮らしを送っていたのかしらん? 興味しんしんで出かけてきました。






会場には、今さんが街角の風俗や人々の暮らしを観察し、スケッチした記録が展示されていました。

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例えば、銀座を歩く女性の服装調査では、着物の種類や柄、半衿の色、衿の合わせ方、履物、足袋。そのほか、化粧の仕方(薄い濃い)、持ち物、傘の色、歩き方(内股・外股)にいたるまで。

当時の女性たちの着物は、銘仙が圧倒的に多くて、次は、木綿、お召、メリンス。柄は、絣か縞。持ち物は、バッグよりもよりも風呂敷が多数などなど。

左は、当時の女性の髪型スケッチ。髷を結った日本髪もあれば、束髪、耳隠といった西洋髪もあって、服装とともに髪型もバラエティに富んでいた様子が伝わってきます。

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カフェの女給さんのスタイルなんて調査も。

細かな記録ともに、あたたかみのある手描きのスケッチによって、当時の女性たちのファッションが浮かび上がってきました。

展示では、全国各地の民家研究や、建築家、デザイナーとしての顔など多方面にわたる今さんの足跡が紹介されています。

その時代に生きた人々の暮らしを肌で感じることのできる今回の企画、なかなか見応えがある展示でした。

■「今和次郎 採集講義展」 パナソニック汐留ミュージアム
 会期:1月14日(土)~3月25日(日)月曜休館
 時間:10:00~18:00

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今さんの資料に泉麻人さんが、DJ的スタンスで解説を加えた『東京考現学図鑑』もオススメです。
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by rojiuratanken | 2012-02-15 10:30 | アート