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ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


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美しの和紙展 inサントリー美術館

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六本木のサントリー美術館で開催されている『美しの和紙展』へ行ってきました。
ポスターの表紙に東大寺のお水取りで使われる「糊こぼし」の椿、が使われていることもあって、是非観に行きたいと思っていた展覧会でした。
造り花では糊こぼしのほか薬師寺の花会式や岩清水八幡宮の放生会での造花も展示されていると聞き興味しんしんです。





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展示では、ガラスケースに入れられた糊こぼしの他、薬師寺(10種類中6種)、岩清水八幡宮の造り花(12種すべて)ともに間近に観られる展示になっていました。特に薬師寺では、花会式でもこれだけ近くで見ることはできません。
戦後は、化学染料も使われたという造花も現在は、染司「よしおか」の吉岡幸雄さんの協力もあって天然の染料によって染められているといいます。

写真横は、薬師寺花会式で撮影。写真下は岩清水八幡宮放生会で撮影。左から水仙、椿、桜

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また、先日公演会でみた「東大寺の修二会」で使用する紙衣も展示されていました。そこでの解説に「紙の衣を着るということで身体を清める」という意味合いのことが書かれていました。

今まで、なぜ祭事において紙の造り花が使われるのか? 単に生花=腐りやすい散りやすいからという理由だけではないのではないか? と思っていましたが、やはり紙=清浄なものという考えがあるからこそ、紙の造り花が作られてきたのではないかと思ったのでした。

他、奈良時代の経巻や和歌集、散華をいれる華籠、職人絵図、灯り、紙の着物・帯など多岐に渡って和紙の世界を感じることができる展示となっていました。紙に興味のある方、おすすめの展覧会となっています。

奈良まほろば館で、糊こぼし作り体験はこちら


by rojiuratanken | 2009-10-26 21:43 | 手仕事