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ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


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染めのまち落合でスタンプラリー

10/17(土)・18(日)に落合で行われている『染めのまち落合・スタンプラリー2009』へ行ってきました。

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妙正川にそって西武新宿線の中井~落合にかけては、江戸小紋や更紗、友禅の工房、湯のし工場などが集る「染めのまち」として知られていますが、数年前から通常見る事のできない作り手の生の作業を直接目にすることができるこのイベントが行われています。





なかでも、江戸小紋の松網染工所さんは、各作業工程を説明つきで見学させていただける貴重な機会です。

まず、江戸小紋の歴史のや柄について簡単な説明を受けました。実際に小紋の型紙である伊勢型紙みせていただくと、その細かさにびっくり。そして、しゃれっ気たっぷりの数々の柄のいわれに江戸っ子の粋を感じてしまいます。
その後、作業場へ移動し、第一の工程である型紙に糊を引くところを見学(写真上)。樅の木の1枚板に型紙を寸分くるわずに置き糊をひかれる職人技に、見学者一同、目を奪われます。

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その後、しごきと言われる「地色染め」(写真左)の作業のあとおがくずをまぶし(写真右)、地色を定着させるため蒸しの作業、水洗と続きます。昔は、妙正川で生地を洗ったそうですが、今は大きな浴槽のような所に水をいれ洗っているとのことでした。

じつは、以前豊島園近くの同じ石神井川近くの地染め工房を見学させてもらったことがあるのですが、「石神井川の泉質と京都の加茂川の泉質が似ていることもあって、着物の工房が多くなったそうだよ」と、聞いたことがあります。この説は、定かかどうかわかりませんが、手ぬぐいや浴衣の工房は東京でも荒川区や江戸川区など東で多くつくられているのに対して、着物に関する工房は西が多いという地域性も面白いな~と感じるのです。

さてさて、話は脱線してしまいましたが、江戸小紋は、着物初心者にとってちょとしたお出かけ着としても使え、紋を入れれば格があがると言われる魅力的な着物。今回は、実際に作業をみたり、江戸の洒落っ気たっぷりの柄の数々に、思わず1枚欲しい! と誘惑されてしまいそうになったのでした。(いえいえ買っておりません)

このスタンプラリーの詳細はこちらのHPで。今回は、染めの里二葉苑さんに白生地の産地、丹後からも若手の後継者の方々がこられ、たくさんの白生地がそろっていましたよ。
東京に息づいている伝統の技を目にするまたとない機会! ぜひ足を運んで欲しいな~。

参考ブログ=伊勢型紙型彫り実演見学はこちら



by rojiuratanken | 2009-10-17 23:00 | 着物