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ライター:雨宮みずほ     きもの好きが高じて2011年4月に『東京きもの案内』を出版しました。園芸や日々の出来事などをゆるゆると綴っています。記事内容の転用、写真の使用はご遠慮願います。


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インドの香り漂う寺院 -築地本願寺

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築地のど真ん中にドーンとあいた大きな空間。圧倒的な存在感で建つコンクリートの建物はなに? インド?中国?摩訶不思議な雰囲気をもつ建物は、築地本願寺さんです。



これがお寺?と一瞬びっくりする建物は、明治の建築界の巨人、伊東忠太の作。伊東忠太といえば、やはり建築のそこかしこに見られる動物たちでしょう。

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牛や馬、孔雀、ほかに犬などもいて、訪れる人々を出迎えてくれます。
どの動物もどこかしら愛嬌があります。

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寺院内部の装飾も凝っています。
以前から、なぜ木造建築ではなくコンクリート?と思っていましたが、本堂にある歴史年表をみてみると築地本願寺は江戸時代から明暦の大火や関東大震災など6度もの火災焼失にあっているのでした。この建物は昭和9年竣工。当時これだけの建物を建てた本願寺さんの勢力・財力の大きさを感じます。


伊東忠太の建築に出会ったのは、高校3年の冬。京都へ受験に訪れた時でした。宿の近くの仏具屋さんが軒を連ねる通りを歩いていると、突如現れた赤レンガのドーム形の建物。「な・なんなのこれ??」と衝撃をうけた建物は「西本願寺伝道院」といい、強く脳裏にやきついたのでした。一度、見たら決して忘れることのない建物ーそれが伊東忠太の魅力の一つかもしれません。
以後、京都で学生生活を送りつつ、町や建築が面白くてたまらなくなったのも、インド建築にひかれるようになったのも、伊東忠太の建築に出会った影響があるのかもしれません。

それにしても、築地という街は様々な顔を持っています。
築地市場という日本の「食」をになう街、朝日新聞や電通など「情報」の発信地、黒塀の料亭がいまだ残る「花街」としての面影を残す街。ビルの谷間にまだ私の知らない築地の顔がたくさんありそうです。

by rojiuratanken | 2009-03-10 22:36 | 建物